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商品説明
戦後日本の農政を支配した強固で排他的な権力構造。1960年代を通じて準備された巨大な権力構造を完成に導いた、農村・農協、自民党、農林省をめぐる4つの条件はなぜ整ったのか。まったく新しい視座から“農政トライアングル”誕生の経緯とその長期的影響を明らかにする。
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収録内容
1 | 序章 農政トライアングル形成のメカニズム |
2 | 第1章 戦前の農政 |
3 | 第2章 農地改革と農地法による農村の均質化 |
4 | 第3章 農協法の制定 |
5 | 第4章 農村コミュニティの政治参加―保守政党と農村との連携(1) |
6 | 第5章 農業基本法と農林議員の台頭―保守政党と農村との連携(2) |
7 | 第6章 農政トライアングルの完成―総合農政と農林省の方針転換 |
8 | 終章 農政トライアングル形成の自己組織化 |