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商品説明
「失われた30年」で日本の生産性は上がっているのに、実質賃金が上がらないのはなぜなのか?労働法制、雇用慣行、企業統治、イノベーション...日本経済の長期停滞をよみとく際の「死角」や誤算を白日のもとに晒し、社会が陥りかけている「収奪的システム」から抜け出す方途を明示する。予測的中率に定評のある最注目のエコノミストによる、まったく新しい経済分析の渾身の快著。経済構造にかかわるあらゆる謎が氷解する。
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収録内容
1 | 第1章 生産性が上がっても実質賃金が上がらない理由 |
2 | 第2章 定期昇給の下での実質ゼロベアの罠 |
3 | 第3章 対外直接投資の落とし穴 |
4 | 第4章 労働市場の構造変化と日銀の二つの誤算 |
5 | 第5章 労働法制変更のマクロ経済への衝撃 |
6 | 第6章 コーポレートガバナンス改革の陥穽と長期雇用制の行方 |
7 | 第7章 イノベーションを社会はどう飼いならすか |