本/雑誌
比較神話学 / 原タイトル:Comparative Mythology (角川ソフィア文庫)
フリードリヒ・マックス・ミュラー/〔著〕 山田仁史/訳
1364円
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発売日 | 2025年02月下旬発売 |
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商品説明
宗教学の祖マックス・ミュラーは、人類の始原を明かすため、古代インド神話とギリシア神話の比較研究を始めた。神と自然現象は同一だったとし、近親相姦のような忌まわしい記述は、自然を古代言語で表現した名残だとした。こうした学説は、合理的思考を求めた19世紀の英国で歓迎される。そして、神話は「古代世界の宗教」と位置づけられ、後の宗教学へと繋がっていった。学問の曙光となった重要論文に、訳注・解説を付す。
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収録内容
1 | 普遍史の一部としての神話学 |
2 | 人類の始原状態 |
3 | 神話制作時代 |
4 | ギリシア神話が与える嫌悪感 |
5 | 神話制作時代の歴史的特徴 |
6 | アーリア文明の歴史 |
7 | 抽象名詞 |
8 | 抽象動詞 |
9 | 後の神話的語法 |
10 | 複数名称と同義名称 |
11 | 『ヴェーダ』の神話的言語 |
12 | セレネとエンデュミオン |
13 | 神話の原要素 |
14 | エオスとティトノス |
15 | ケパロスとプロクリス |
16 | ヘラクレスの死 |
17 | ダフネとアポロン |
18 | 大自然の啓示 |
19 | ウルヴァシーとプルーラヴァス |
20 | 大自然の悲劇〔ほか〕 |