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商品説明
ケアから考える家族、学校、社会、制度、資本主義。長らく成果主義と自己責任論の呪縛に苦しんできた著者が、自らの子育て体験を経てケアに目覚めた。その過程で読んできた本、出会ってきた人々とのエピソードで語る、ケア中心社会への見取り図となる思索エッセイ。能力は個人に備わったものではなく、他者との関係性のなかで立ち上がるもの。能力主義の軋轢に対しては、ケアの精神でときほぐす!
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収録内容
1 | 第1章 能力主義のなにが問題なのか?(学力偏重は「やめたくてもやめられない」アディクション |
2 | 能力主義をいかに相対化するか ほか) |
3 | 第2章 ケアについて考える(「弱さ」を基軸とした強いつながり |
4 | 「交換」から「使用」への価値転換 ほか) |
5 | 第3章 家族がチームであること(第一優先は家族、第二優先が仕事 |
6 | お父さん「も」支える言葉 ほか) |
7 | 第4章 学校・制度・資本主義(資本主義経済の裏で隠されているもの |
8 | 「平均の論理」は「社会的排除の論理」 ほか) |