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商品説明
名もなき人々を歌う希望の巡礼者たちを結ぶ夢。「アダムが耕しイヴが紡いだとき、いったいだれがジェントルマンであったのか」―14世紀の革命家の夢と、彼が背負っていた民衆の声を、ウィリアム・モリスは19世紀に語り直した。モリスが描いた「中世」の理想から、過去、未来、そして現在を見つめる。
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収録内容
1 | 第一章 「中世」の理想を旅する―中世主義の史的展開 |
2 | 第二章 「中世」の美しさを讃える―初期作品における憧憬 |
3 | 第三章 「中世」の儚さを描く―『地上楽園』における弁明と幻視 |
4 | 第四章 「中世」という希望を紡ぐ―社会主義転向と詩人の「夢」 |
5 | 第五章 「中世」からめざめる―『ジョン・ボールの夢』における「フェローシップ」 |
6 | 第六章 「中世」という未来へ―『ユートピアだより』における「ヴィジョン」 |
7 | 第七章 「中世」をかたどる―大聖堂、書物製作、ロマンス |