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商品説明
大岡昇平、蓮實重彦を足がかりに、『万延元年のフットボール』『同時代ゲーム』に挑む!大江健三郎が遺した唯一の創作ノート『文学ノート 付=15篇』を繙きながら、大岡昇平と“戦後の精神”、武満徹と“芸術”、蓮實重彦と“沸騰的な同時代”などをキーワードに、大江文学の最高峰を読み解いていく。没後、いよいよ世界的な評価が高まる大江文学の、広大な沃野を見晴るかす、稀有にしてスリリングな長篇論考!
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収録内容
1 | 1 敗戦と小説について―大岡昇平×大江健三郎(「戦後派」と「穴ぼこ」 |
2 | ミンドロ島のスタンダール |
3 | 子供時代に発見した言葉の世界 ほか) |
4 | 2 沸騰的なような一九七〇年代―大江健三郎/蓮實重彦(肉体=意識 |
5 | 表層あるいは主題について |
6 | 政治的なもの/想像的なもの) |
7 | 3 神話・歴史・伝承―『万延元年のフットボール』『同時代ゲーム』(『万延元年のフットボール』 |
8 | 『同時代ゲーム』) |