本/雑誌
ことばの教育の力
佐藤慎司/編著 稲垣みどり/編著 苫野一徳/編著
2970円
ポイント | 1% (29p) |
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発売日 | 2025年02月発売 |
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商品説明
何のためにことばを教えているのか、ことばの教育にはどんな力があるのか。一人ひとりが“自由”になるためには、その一人ひとりが他者の“自由”もまた承認すること―“自由の相互承認”の原理を公教育の本質におき、これまでの言語教育・言語政策を検証し、どう実質化していけるのかを論じる。
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収録内容
1 | 第1章 教育にとって「言葉」とは何か?(苫野一徳) |
2 | 第2章 未来を創ることばの教育と“自由の相互承認” ことばの教育において“自由の相互承認”という土台を作るために(佐藤慎司) |
3 | 第3章 他者との言葉における「確かなもの」について 対話思想およびW・ベンヤミンの初期言語論を手がかりとして(川本健二) |
4 | 第4章 言語を主体に戻す教育の場 「理解する主体」を育てる日本語授業の実践(守時なぎさ) |
5 | 第5章 言語を使ったコミュニケーションにおける不公平さ(山崎直樹) |
6 | 第6章 オランダでの日本語教師人生を振り返って 現象学的教育学者「ヴァン・マーネン」のペダゴジー等から学ぶ(井上富美子) |
7 | 第7章 現象学的言語本質論に根ざした言葉の教育の実践 リベラルアーツ教育における「本質観取」の対話実践の報告(稲垣みどり) |
8 | 第8章 教室を自由の相互承認を育てる場にするために必要なこと 重要なのは学習者を信頼すること(若井誠二) |
9 | 第9章 教育哲学と教育原理に基づく英語教育 詩的機能が織りなすことばの世界(綾部保志) |
10 | 第10章 社会の隣人とつながり、共に生きる力を育む 高校生を対象とした隣語教育の実践(澤邉裕子) |
11 | 第11章 自分のことばを持つための教師教育 「ことばの教育」に携わる教師自身のことばを育む(奥村三菜子) |
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