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本/雑誌

見立てと女語りの日本近代文学

齋藤樹里/著

4180円
ポイント 1% (41p)
発売日 2025年02月発売
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仕様

商品番号NEOBK-3074395
JAN/ISBN 9784867660775
メディア 本/雑誌
ページ数 335

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

近代文学を「見立て」という「芝居」的な観点から捉えると何がわかるのか?「芝居」と“近代批評”を接続する。“女性独白体”における「女性」とは何か?性別を二分することの必然性が突き崩されているいま、近代文学のテクストをどう読んでいくのか。

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    収録内容

    1 序章 近代文学の「芝居」と「女性」―「見立て」と「女語り」の観点から―
    2 第一章 近代とは何か―明治二十年代と「芝居」(斎藤緑雨「かくれんぼ」論―「芝居」という装置―
    3 斎藤緑雨「油地獄」論―「女殺」を欠く“地獄”―
    4 斎藤緑雨「門三味線」論―常盤津の物語
    5 坪内逍遥「梓神子」論―近代への接続)
    6 第二章 太宰治の「女語り」1―構築される「女性」―(太宰治「燈龍」論―“記録”される言葉と“記憶”による語り―
    7 太宰治「きりぎりす」論―“剥奪”の先の希求
    8 太宰治「千代女」論―「わからな」い少女
    9 太宰治「皮膚と心」論―「女」化する「私」
    10 太宰治「待つ」論―待つてゐる「私」の“姿勢”
    11 太宰治「饗応夫人」論―「饗応夫人」になる「私」)
    12 第三章 太宰治の「女語り」2―「芝居」の中の「女性」―(太宰治「おさん」論―小春の欠如と見立てられた「おさん」―
    13 太宰治「ヴィヨンの妻」論―『仮名手本忠臣蔵』への接近と離脱―)
    14 附章 コリア語からの視点―翻訳と物語―
    15 終章 「芝居」と「女性」、その接点について―「見立て」られる「女語り」―

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