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みんな彼女のモノだった (世界人権問題叢書)

ステファニー・E.ジョーンズ=ロジャーズ/著 落合明子/訳 白川恵子/訳

4950円
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発売日 2025年02月発売
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仕様

商品番号NEOBK-3076749
JAN/ISBN 9784750358826
メディア 本/雑誌
販売明石書店
ページ数 437

商品説明

奴隷制時代の研究では、南部社会を動かしたのは男性であったとされてきた。白人であっても、女性は市民(市民権を行使する構成員)としては「社会死」に近い状態であったというコンセンサスが、学術界にもあったのである。このコンセンサスに対して、著者は本書を通じて異議を唱える。すなわち、奴隷を所有する家庭に生まれ、幼少時から自分の奴隷を所有していた白人女性は、奴隷制度の維持・発展に寄与した「共犯者」であった。「彼女たちにとって、奴隷制度は自らの自由を意味した。奴隷経済に積極的に関与して投資をし、黒人の隷属を維持することを通じて、自分たちの自由を切り拓いた」

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    収録内容

    1 序章 奴隷市場の女主人
    2 第一章 女主人の育成
    3 第二章 「あたしゃ奥様のもんだ」
    4 第三章 「ご主人様ってぇのは、奥様のこった」
    5 第四章 「彼女はもっといい市場を見つけられると思っていた」
    6 第五章 「乳母、売り出し中/貸し出し中」
    7 第六章 「奥様は奴隷を売り買いしてご満悦だった」
    8 第七章 「奴隷たちは自由になって去っていった」
    9 第八章 「前代未聞の強奪」
    10 終章 失われた家族の絆、「失われた大義」

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