本/雑誌
有限性と罪責性 (シリーズ 宗教学再考 7)
島薗進/〔ほか〕編集委員
7480円
ポイント | 1% (74p) |
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発売日 | 2025年03月中旬発売 |
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商品説明
悪の問いに応答する宗教哲学。人間の「過ちやすさ」を精緻に解き明かす哲学的反省が、象徴的・神話的表現の渉猟によって、悪の経験を表現する豊穣で多彩な諸宗教の象徴言語に接続する。二十世紀フランス哲学の巨人リクールは“解釈学的哲学”の泰斗であるが、初期の“意志の哲学”では、哲学と宗教ははるか近くで呼応していた。リクールの歩みの一大転機となった、新たな宗教哲学への記念碑的著作。『過ちやすき人間』と『悪のシンボリズム』からなる二巻構成本の全訳。
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収録内容
1 | 第一冊 『過ちやすき人間』(「悲惨」のパトス的表現と純粋反省 |
2 | 超越論的総合―有限なパースペクティヴ、無限な言葉、純粋想像力 |
3 | 実践的総合―性格、幸福、尊敬 |
4 | 情感的脆さ |
5 | 結論 過ちやすさの概念) |
6 | 第二冊 『悪のシンボリズム』(一次的象徴―穢れ・罪・負い目 |
7 | 始まりと終わりの「神話」) |