著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
古代の悲劇から現代のミュージカルまで、人々は舞台に魅了されてきた。時に神や亡霊を呼び出し、共同体を再生させるその魅力は、いかに生み出されるのか?ギリシア悲劇を範とし、オペラやバレエへと拡散する西洋演劇史を踏まえつつ、能や歌舞伎といった日本の伝統芸能も取り上げ、その真髄を鮮やかに描く。自ら演出家として活躍した演劇研究の泰斗が、歴史・理論・実作を一本の線で結ぶ入門書の決定版。
関連記事
収録内容
1 | 演劇 この多様なるもの |
2 | 劇場の系譜 |
3 | 劇場とその機構―システムとしての劇場 |
4 | 演じる者の系譜 |
5 | 稽古という作業 |
6 | 劇作の仕組み |
7 | 悲劇と運命 |
8 | 喜劇と道化 |
9 | 近代劇とその対部―前衛の出現 |
10 | 東洋演劇の幻惑 |
11 | 前衛劇の地平 |
12 | 理論と実践―世阿弥の思考 |
13 | オペラとバレエ―新しいキマイラ |
14 | 舞台芸術論の現在 |