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商品説明
私たちは、自分の体から自由になっていい。―複製可能な者たちのための身体論。ボーカロイド、VTuber、TikTokからAIまで、SF、メディアアートから盆踊りまで。医師であり元ダンサーの俊英が放つ、デジタルとアナログのあわい/機械と生体のあわいで身体を運用する現代人のための、エキサイティングなダンス=身体=メディア論。
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収録内容
1 | 第1部 踊るのは新しい体(MMDからVTuberへ―身体運用の複製・流通・再生 |
2 | 人形にみる非生命の神秘―肉体の作成と魂の実装 |
3 | 仮想空間と四本腕のダンス―かたちが踊る、かたちを換える |
4 | オルタとデジタルシャーマン―機械をめぐる霊魂論 |
5 | ダンサーに魂はあるのか―データベース・改変・再配布 |
6 | VTuberが踊るとき―代理する肉の流通 |
7 | ダンス、ウィルス、TikTok―身体運用の増殖戦略 |
8 | プロキシたちのサイファー―自存する時間差の鏡像 |
9 | 「踊らせるもの」の諸相―その布置・流通・運動への変換) |
10 | 第2部(補論) (幽体の群れはいかにして踊るか―肉体・幽体二元論) |