本/雑誌
女性・戦争・植民地1919-1939 両大戦間期フランスの表象 (日仏会館ライブラリー)
澤田直/編 野崎歓/編 ドミニク・ベルテ/〔ほか〕執筆
4400円
ポイント | 1% (44p) |
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発売日 | 2025年03月下旬発売 |
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商品説明
二つの世界大戦にはさまれ、前衛芸術が花開く一方、植民地問題が前景化する光と陰の時代。女性や黒人は諸芸術のなかでいかなる創造をおこない、どのようなイメージのもとに捉えられたのか。11名の論者によって、歴史の大きな問いがここに拓かれる。
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収録内容
1 | 序 両大戦間期フランスの表象―女性、戦争、植民地 |
2 | 1 黒人世界・植民地・戦争(『黒人世界評論』と『正当防衛』―意識を目覚めさせる二つの武器としての雑誌 |
3 | 人種主義と帝国主義に抗して―ナンシー・キュナードの『ニグロ・アンソロジー』(一九三四年) |
4 | アンリ・マティスとプリミティヴィスムの変容) |
5 | 2 美術と文学の女性たち(一九三〇年代のシュルレアリスムとクロード・カーアンのアンガージュマン |
6 | 女性写真家と作家たち―ジゼル・フロイントを中心に |
7 | 戦時下における看護婦、炊事婦、女性戦闘員の文学表象―デュアメル、セリーヌからエルザ・トリオレまで |
8 | マルグリット・デュラスにおける想起、記憶喪失、そして忘却) |
9 | 3 イメージの戦い(一九三〇年代末のフランス映画における第一次世界大戦―女性表象の映画的特徴と社会的問題 |
10 | アノニムな美徳―アンドレ・バザンの日本映画評を通して見出される「天才」の概念 |
11 | 水木洋子のインドシナ―『浮雲』(一九五五年)再考 |
12 | 戦争にあらがうフランス映画―軍服の表象をめぐって) |