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商品説明
鉄道が運んでいるのは、人と荷物、そして過去から未来への「歴史の瞬間」。昭和天皇の御召列車が抱えていた警備上の重大な弱点、酩酊して乗り過ごした吉田茂が熱海で迎えた悲惨な朝、石橋湛山の政治生命を短くした窮屈な寝台車、若き日の美空ひばりが愛した夜行列車、三島由紀夫が綱島駅で下車した意外な理由――。朝日新聞土曜別刷り「be」の好評連載、待望の書籍化最新刊!
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収録内容
1 | 第一章 時刻表から読み直す、あの事件(血盟団事件と常磐線 |
2 | 金子文子が暮らした芙江 ほか) |
3 | 第二章 皇族も政治家も、みんな鉄道を使っていた(堀田善衛が見た昭和天皇 |
4 | 吉田茂、熱海まで乗り過ごす ほか) |
5 | 第三章 作家が愛した線路(武田百合子とヘビ料理 |
6 | 谷崎潤一郎、関西に帰る ほか) |
7 | 第四章 あの日の駅弁、思い出の車輛(小淵沢、駅そばとの再会 |
8 | 究極の終着駅はどこか ほか) |
9 | 第五章 旅情の記憶(段差のない駅のメリットとは |
10 | 旧生駒トンネルの光と影 ほか) |