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商品説明
長く停滞や不振とされつつも、多くの文芸誌や文芸書が刊行され、新人や新作が世にあふれていた二〇世紀末。一九九九年後半から二〇〇〇年末にかけて文芸誌に連載された時評は、読みやすい文体だが時間と手間をかけた中身の濃い文章となった。文学の価値と面白さを本気で追求する著者が全力で現代日本の文学状況と向き合う姿は私小説さながらのリアリティで読む者をとらえる―
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収録内容
| 1 | 中上健次の不在から、話は高橋源一郎・室井佑月の部屋へ |
| 2 | あいまいな日本の「私小説」 |
| 3 | 庭師と「文学」、本屋のおやじと「文学」、文学者と「文学」 |
| 4 | 「フランス文学」と「文学」との関係について |
| 5 | 「年表」が「文学」になる時 |
| 6 | 十一月十日の死亡記事に載っていた二人の文学者 |
| 7 | この半世紀の文芸誌新年号の短篇小説を、十年ごとに「おせち料理」のようにつまむ |
| 8 | 柄にもなく、少し使命感などを覚えていたその時に... |
| 9 | 二〇〇〇年における新聞小説のリアリティとは |
| 10 | 「ゼロ発信」と「めぐり逢い」の間の二十五年 |
| 11 | 母国語でない、素敵に素晴らしい日本語に出会うまで |
| 12 | 批評としての書評とポトラッチ的書評 |
| 13 | 「書評」は誰のためにするのか |
| 14 | 大学の文学部と「文学」の関係について |
| 15 | 「言葉」の「正しさ」と「正確さ」の違いについて |
| 16 | インターネット書評誌の私物化を「ぶっ叩く」 |
| 17 | 沢木耕太郎の純文学書下ろし小説『血の味』を読んでみた |
| 18 | 消費される言葉と批評される言葉 |
| 19 | その夜の出来事 |
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