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商品説明
傲慢な「エリート」は私たち「普通の人々」の苦しみをわかっていない―緊縮財政や都市と地方の格差といった争点は、左右対立には収まりきらない様々な分断を生み、世界を不信で覆いつつある。この対立構図はどこからきたのか。民主主義のモデルであったはずのイギリスの混乱は、私たちにとって他人事ではない。
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収録内容
1 | 序章 「エリート」vs.「普通の人々」という対立 |
2 | 第1章 「リベラルの時代」の終焉(サッチャーからブレアへ |
3 | 都市部での不信 |
4 | 農村部での不信 |
5 | 「リベラルな合意」のゆくすえ) |
6 | 第2章 下からの反乱―経済的な対立の再燃(財政緊縮への反応 |
7 | 対立的な政治 |
8 | 不信の表出) |
9 | 第3章 地方からの反乱―新たな対立軸の浮上(国民投票と「とり残された」人々 |
10 | 「彼らロンドン」vs.我々―文化戦争の兆し |
11 | ポスト階級時代の困難) |
12 | 終章 イギリスはわかりあえるか?(漂流する二大政党制 |
13 | 対立に終わりはくるのか) |