もちろん全て仮名ですが実在の人物であり、現実の事項ですので、かなり考えさせられる内容となっております。家族問題としての親子間、兄弟間、知的障害、境界知能などの問題提起としての教材の一部になりますね。著者の他の書籍も読んでみようと思います。
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商品説明
“本書で綴っているのは、加害者家族との関わりの中で露呈した事実であり、これまで明るみに出ることはなかった家族の闇である”。長年にわたり犯罪の加害者家族支援を行ってきた著者が、これまで頑なに沈黙を貫いてきた「近親性交」当事者たちの心の奥深くに分け入り、自ら関わった具体的な事例を提示。「家族神話」の弊害を詳らかにし、家族という密室から助けを求める叫びに蓋をしてきた日本社会のタブーに風穴を開ける。
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収録内容
1 | 第一章 父という権力(息子が殺人犯となった理由 |
2 | 家族の敵は家族 |
3 | 父と娘の対立 |
4 | 父子性交の実態) |
5 | 第二章 母という暴力(無期囚と家族 |
6 | 息子の子を出産した母 |
7 | 性犯罪者の母の責任 |
8 | 母子性交の実態) |
9 | 第三章 長男という呪い(姉による性暴力 |
10 | 傷ついた者たち |
11 | きょうだい性交の実態) |
12 | 第四章 近親性交で生まれた子どもたち(近親性交による妊娠 |
13 | 出自を知る権利) |
14 | 第五章 近親性交が生じる背景(家族による性の束縛 |
15 | 家族の孤立と親密化 ほか) |