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商品説明
「質量の謎」を追いながら、物質の根源に迫る。あらゆる物質には質量がある。質量とは何か。物質を構成する最小単位・素粒子の理論をひもといていくと、「質量があるのはおかしい」ことに気づく。では、質量はなぜ存在し、どのように生まれるのか?この謎を追うことが、宇宙の成り立ちの理解にもつながっていくというのだが―。真空、重力、相対性理論、ゲージ理論、自発的対称性の破れ、量子色力学、クォーク、ヒッグス粒子、ダークマター...。現代素粒子論の基本的な考え方を「数式なし」で総まくり!
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収録内容
1 | 第1章 すべては理解できるものか―元をたどってみる |
2 | 第2章 質量とは何か―押しても引いても動かない |
3 | 第3章 ゼロと有限の境目―光のように速く飛んでみる |
4 | 第4章 自転する素粒子 |
5 | 第5章 右と左が違うのは―見えざる弱い力 |
6 | 第6章 沈むときは二人で―真空に沈殿する素粒子 |
7 | 第7章 陽子に針を突きさす―クォークの登場 |
8 | 第8章 真空の雑踏―何でもありの量子論 |
9 | 第9章 未知へのとびら、ヒッグス粒子 |
10 | おまけの章 ダークマターもあるじゃないか |