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商品説明
政治腐敗が進み、荒れた都を取り巻く山々に鬼たちが跋扈していた平安中期。右大臣の妹・尚侍は、鬼の首領・朱天童子と偶然出会う。人懐っこい朱天童子に尚侍は心を許すようになるが、宮中では、飢饉や疫病、果ては公卿の姫君の不審死まで、禍をすべて鬼のせいと断じた帝が朱天童子の討伐を命じていた―。人を脅かすものの正体は本当に鬼なのか。異形の者とは対立するしか道はないのか。「日本ファンタジーノベル大賞2026」受賞作。善悪の境目がゆらぐ今こそ問いたい、鬼と人とが織りなす絵巻。


