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商品説明
情報を発信するものが、情報を受け取るものを「似せてだます」戦略、擬態。蘭の花になったカマキリ、ハチの姿に似せたアブ、目玉模様をもったチョウ…自然界には思いもよらない擬態が存在する。彼らはなぜ「似せてだます」戦略をとったのか?擬態のメカニズムはどこまで明らかになっているのか?「情報交換の陰には擬態あり」をキーワードに、昆虫だけでなく分子の世界、さらには人間界まで縦横に駆け巡る。擬態をどこまで見破れるか。
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収録内容
1 | プロローグ-擬態とは何か |
2 | 第1章 だまし・だまされる生きものたち |
3 | 第2章 だましのテクニック-標識型擬態と隠蔽型擬態 |
4 | 第3章 紋様をつくりだすしくみ-擬態の分子メカニズム |
5 | 第4章 擬態するカイコ |
6 | 第5章 アゲハに見る擬態の不思議 |
7 | 第6章 だまされるものか-擬態を見破る苦労 |
8 | 第7章 視覚以外の五感でだます |
9 | 第8章 分子も擬態する-相互作用を真似る世界 |
10 | エピローグ-人間社会におけるだましのテクニック |