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商品説明
日本古代の女性は地域社会のなかでどのように生きたのか。"家族"を超えた社会的な役割と"女=聖"という霊的優位性の観念を批判的に再検討。生活・祭祀・家族を総合する視点から、古代女性の実像を解き明かす。
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収録内容
1 | 古代女性史研究の転換点にたって |
2 | 1 生活と経営(古代の村の生活と女性 |
3 | 「刀自」考-首・刀自から家長・家室へ |
4 | 「田夫」「百姓」と里刀自-加賀郡〓(ぼう)示札における魚酒型労働の理解をめぐって ほか) |
5 | 2 祭祀の編成(刀自神考-生産・祭祀・女性 |
6 | 御巫の再検討-庶女任用規定をめぐって |
7 | 「女巫」と御巫・宮人-鎮魂儀礼をめぐって ほか) |
8 | 3 家族・親族・氏族(古代の家族と女性 |
9 | 婚姻と氏族 |
10 | イヘの重層性と"家族"-万葉歌にみる帰属感・親愛感をめぐって ほか) |