本/雑誌
物質と記憶 / 原タイトル:Matiere et memoire (ちくま学芸文庫)
アンリ・ベルクソン/著 合田正人/訳 松本力/訳
1430円
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発売日 | 2007/02/28 発売 |
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商品説明
「純粋知覚から記憶へと移行することで、われわれは決定的な仕方で物質を離れ、精神へと向かう」-本書において著者は、観念論・実在論をともに極論としてしりぞけ、事物でもなく表象でもない、中間的なものとして「イマージュ」という概念を提唱する。そして、精神と物質との交差点として、記憶・想起の検証へと向かう。デカルト以来の近代哲学最大のテーマ「心身問題」に、失語症研究など当時最先端の科学的知見を動員しながら、緻密な論証で新しい"二元論"を展開する。今日、心脳問題への関心の中で、その重要性がいっそう、高まる主著。
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収録内容
1 | 第1章 表象に向けてのイマージュの選択について-身体の役割(現実的作用と可能的作用 |
2 | 表象 ほか) |
3 | 第2章 イマージュの再認について-記憶と脳(記憶の二つの形式 |
4 | 運動と想起 ほか) |
5 | 第3章 イマージュの残存について-記憶と精神(純粋想起 |
6 | 現在は何に存するか ほか) |
7 | 第4章 イマージュの境界画定と固定について-知覚と物質、魂と身体(二元論の問題 |
8 | 従うべき方法 ほか) |