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商品説明
人類社会は今、存亡の危機にある。それは1920年代30年代のマルクス主義の「変質」にまで遡る。資本主義と社会主義の偽りの対立が支配した冷戦時代。この冷戦に勝利した資本主義は果たして何に勝利したのか。今厳しく問われるのは歴史観・価値観そのものである。ロシア革命を起点にしてスターリン主義、第二次大戦、冷戦時代、グローバリゼーション…と続く偽りの構造を、トータルに解剖した異色の"現代世界論"。
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収録内容
1 | 第1章 ポスト"冷戦"と現代世界 |
2 | 第2章 社会主義の人間解放の理念はどう扱われたか |
3 | 第3章 世界史の"変質"の始まり |
4 | 第4章 スターリン主義の形成 |
5 | 第5章 二つの世界大戦と揺らぐ資本主義 |
6 | 第6章 日本帝国主義はなぜ狂暴だったのか |
7 | 第7章 第二次世界大戦と「相対性の原理」 |
8 | 第8章 冷戦の論理と基本構図 |
9 | 第9章 冷戦構造の拡大とその終焉要因 |
10 | 第10章 現代の危機は克服できるか |