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商品説明
エンゲルスの「歴史無き民族」論やスターリンの民族定義、バウアーとレーニンの論争、さらには韓国左翼の民族論争を批判的に検討。高島善哉や湯浅赳男の問題意識を継承して、民族の本質を「生命再生産過程を担う社会関係を媒介する記号体系の共有」と捉えた、民族と国民国家についての刺激的論考集。
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収録内容
1 | 第1章 民族自決はもはや「悪」なのか? |
2 | 第2章 エンゲルスにおける民族観の発展 |
3 | 第3章 オットー・バウアーの民族政策論をめぐって |
4 | 第4章 韓国左翼の民族論争 |
5 | 第5章 スターリン理論とその超克の試み |
6 | 第6章 オットー・バウアーの民族本質論 |
7 | 第7章 民族と国民国家 |