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商品説明
大田南畝(一七四九~一八二三)狂歌師・狂詩人、江戸の文化人。幕臣でありながら、狂歌・狂詩界の中心で活躍し続けた、蜀山人大田南畝。笑いの文学を追究したその生涯を、粋人の元横文字文学者が軽快な語り口で小気味よく描く。
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収録内容
1 | 遠ざかる蜀山人-近づきがたい南畝 |
2 | 三史五経をたてぬきに-幼少期から研学時代 |
3 | 寝惚先生登場す-華やかな文学的門出 |
4 | 江戸諷詠と言語遊戯-狂詩垣覗き |
5 | 文芸界の大スターへ-狂歌師四方赤良誕生す |
6 | 遊芸から文学へ-狂歌集の編纂と上梓 |
7 | 詩は詩佛書は米庵に狂歌おれ-南畝の狂歌一瞥 |
8 | 詩酒徴逐-行楽と遊興の日々 |
9 | 文芸界に背を向けて-学問吟味を経て支配勘定に転身 |
10 | 西遊の一年-大坂銅座での日々 |
11 | 「細推物理」-文人の諦念 |
12 | 異国とのふれあい-長崎での日々 |
13 | 江戸の大文化人-文雅と交遊を楽しむ |
14 | ひらめを食して大往生-老残の日々 |