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本/雑誌

<私>の境界 二〇世紀イギリス小説にみる主体の所在

津久井良充 市川薫

3850円
ポイント 1% (38p)
発売日 2007/03/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-409820
JAN/ISBN 9784803404951
メディア 本/雑誌
販売鷹書房弓プレス
ページ数 388

著者・出版社・関連アーティスト

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    収録内容

    1 第1部 "私"を求めて-境界を越える作家たち(失語の迷宮-コンラッド『密偵』における「語り」の問題
    2 越境する少女たち-アンジェラ・カーターが語り替えた二つの物語
    3 怪異分身譚をめぐる「私」への恐れ-マージョリー・ボウエン「内なる鏡」を中心に
    4 寡黙の豊穣-カズオ・イシグロの『遠い山なみの光』
    5 越境を拒む者たち-もうひとつの教養小説の系譜)
    6 第2部 見失われる"私"-言語意識の転換(言語による修復-イアン・マキューアンの『讀罪』
    7 幻視の海-コンラッド『ナーシサス号の黒人』における「視覚」の問題
    8 ジェイムズ・スティーヴンズの小説『金の甕』-作家としての自立と創作の方向性
    9 破滅に向う芸術家の魂の輝き-『月と六ペンス』再読)
    10 第3部 "私"の解体-モダニズムのもたらしたもの(ゆれる意識の網のなかで-ヴァージニア・ウルフとモダニズム
    11 肖像写真とヴァージニア・ウルフ-未完の自伝「過去のスケッチ」を中心に
    12 国家の行方-『ハワーズ・エンド』に変奏される愛と結婚の物語
    13 ジョージ・ムアの小説-『湖』とエグザイルの思想
    14 垂直の時の彼方へ-『フランス海軍大尉の女』の謎を追う)
    15 第4部 "私"の変容-ホロコーストの後に(「負の遺産」が未来を拓くとき-受け継がれた『アンネの日記』
    16 「私」がビルマ体験で見たもの-ジョージ・オーウェルの「絞首刑」と「象を撃つ」をめぐって
    17 ポストコロニアリズムのもたらしたもの-ジェイン・オースティンと西インド諸島
    18 初期ロレンスと優生学-『白孔雀』にみる帝国のイデオロギー
    19 国外離脱者と故国-マイケル・オンダーチェ『アニルの亡霊』を読む)

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