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商品説明
イヤな世相に腹を立てるより、ちょっとひねったり、達観して眺めるのが川柳のココロ。その点、わが"ぼけせん町内会"の柳人は多士済々。粋なブラック川柳やナンセンス川柳、公正中立の大新聞にはけっして載らない激辛川柳、どこか哲学の趣ある含蓄川柳も続々登場します。「月刊現代」の人気連載を待望の文庫化。大震災の1995年からオウム裁判、政界再編、企業破綻、18年ぶりタイガース優勝の2003年まで、列島の怒涛のごとき8年間を「川柳の目」で詠むとこうなります。
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収録内容
1 | あこがれの「顔役」めざして励んでください(一九九五年四月) |
2 | ハゲは欠点じゃなくて長所なのだ(一九九五年六月) |
3 | 寿司屋、これほど謎深き商売はない(一九九五年八月) |
4 | おじさんはみんな「ヘソとヘア」の安売りに怒ってる(一九九五年一〇月) |
5 | 落語や古川柳に相通じる、粋なブラックユーモアだ(一九九六年一月) |
6 | まさに怒髪衝天、血圧頂点のいきおいを感じる(一九九六年三月) |
7 | ハハハハ、気宇壮大で結構ですな(一九九六年七月) |
8 | "好みの四"少々エロっぽいもの(一九九六年一〇月) |
9 | みんな意味なく握手したり笑ったりしている。笑うな!(一九九七年二月) |
10 | わが町内会も相撲大会をやることにした(一九九七年四月)〔ほか〕 |
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