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商品説明
脳梗塞で倒れてのちも、車椅子で能楽堂に通い、能の現代性とは何かを問い続ける一方、新作能作者として『一石仙人』『望恨歌』『原爆忌』『長崎の聖母』など、現代が抱える問題を最深部から結晶化させる作品を生み出す。作り手と観客という両面から能の現場にたつ著者の、能をめぐる思考の集成。
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収録内容
1 | 1 能の見える風景(薪能の不思議 |
2 | 能と霊魂 |
3 | 聖女小町 ほか) |
4 | 2 能評(興福寺勧進能『海士』-鮮やかな場面転換の連打 |
5 | 興福寺勧進能『景清』-障害者の矜持と失意の心理劇 |
6 | 新作能『不知火』-能を超えた能 ほか) |
7 | 3 去りしひとに(白洲正子さんのお能の実力 |
8 | 白州さんの心残り |
9 | 山姥の死-鶴見和子さん) |