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商品説明
「二十四の瞳」「カルメン故郷に帰る」「喜びも悲しみも幾歳月」などの作品で知られ、戦後の日本映画黄金期を代表する巨匠、木下恵介。木下監督が描いた、人間の絆とは、無償の愛とは、一体どのようなものであったか。その作品を詳細にたどりながら、監督の稀有な才能の軌跡と、失われつつある昭和の風景をよみがえらせる。
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収録内容
1 | 第1章 映画監督・木下恵介の誕生-『花咲く港』と『陸軍』 |
2 | 第2章 高原をわたる風と雲-『わが恋せし乙女』そして『不死鳥』『新釈四谷怪談』 |
3 | 第3章 二つの喜劇-『お嬢さん乾杯』と『破れ太鼓』 |
4 | 第4章 女優・高峰秀子との出会い-『カルメン故郷に帰る』と『カルメン純情す』 |
5 | 第5章 抒情と郷愁-『二十四の瞳』と『野菊の如き君なりき』 |
6 | 第6章 女たちの闘い-『日本の悲劇』と『女の園』 |
7 | 第7章 少年たちの光と影-『少年期』『海の花火』『夕やけ雲』そして『惜春鳥』 |
8 | 第8章 歳月を越える愛と信頼-『喜びも悲しみも幾歳月』と『二人で歩いた幾春秋』 |
9 | 第9章 とこしえに母であること-『楢山節考』と『笛吹川』 |
10 | 第10章 近き隣人は愛せない-『永遠の人』と『風花』『死闘の伝説』 |
11 | 第11章 未完の約束-『衝動殺人 息子よ』『この子を残して』そして『戦場の固き約束』 |