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商品説明
「なにに向かって読むのか」「どう読んできたか」「なにを読んだか、なにを読むか」。偉大な思想家・詩人であり、また類まれな読書家でもある著者が、読書をとりまくさまざまな事柄について書いた、はじめての読書論集成。長年における著者の思索の軌跡、思想の背景が存分に詰まった、「知」の巨人による異色の読書論。著者と荒俣宏との対談も収録。
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収録内容
1 | 第1章 なにに向かって読むのか"読書原論"(なにに向かって読むのか |
2 | 読書について |
3 | 読むことの愉しみ |
4 | 本に向かって |
5 | 《インタビュー》いま活字は衰退しているか |
6 | 書物の評価 |
7 | 「書評」を書く難かしさ |
8 | 《インタビュー》戦後思想界の巨人の頭脳が映し出された書棚 |
9 | いずれ物書き自身を廃棄処分にする時代が来るだろう |
10 | 《対談》吉本隆明・中沢新一-消滅に向かう世界のなかで、「現在」を読みとくための読書論) |
11 | 第2章 どう読んできたか"読書体験論"(本を読まなかった |
12 | 読書とは、書物からの知識を得ることより、一種の精神病理だ-わが生涯の愛読書 |
13 | 思い出の本 |
14 | 国語の教科書 |
15 | 百人一首の遊び |
16 | 書くことで自意識の拡がりを充たした日々 |
17 | 《インタビュー》詩について |
18 | 近代詩の歩み |
19 | 《インタビュー》東京の本100冊 |
20 | ある履歴 |
21 | 《インタビュー》批評と学問=西欧近代化をどうとらえるか) |
22 | 第3章 なにを読んだか、なにを読むか"読書対象論"(ノン・ジャンルベスト120 |
23 | わが古典太宰治「黄金風景」 |
24 | 短篇小説ベスト3 作者の資質の根をあらわにした短篇 |
25 | 思想書ベスト10 人に読んでもらいたいオーソドックスな一冊 |
26 | 思想書(日本)ベスト50 絶望的かつ楽天的な、日本の思想書 |
27 | 「ナショナリズム」の書 |
28 | 「国家の思想」の書 |
29 | 文学者への言葉 |
30 | 私の好きな文庫本ベスト5 |
31 | '93年単行本・ベスト3 |
32 | '94年単行本・ベスト3 |
33 | 「戦後史を読む」 |
34 | 30人への3つの質問) |
35 | 対談 吉本隆明・荒俣宏-恋愛小説の新しい効用 |