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商品説明
社会構成史の立場から「社会史」を批判し、天皇制、中世百姓の「移動の自由」、近現代の沖縄、被差別部落、の各本質についての客観的な解釈を示す。また「奴隷と犬」など平易な論説も収め、歴史学を志す人にも好適な入門書。新たに「豊臣秀吉の天下政権構想」を増補した復刊。
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収録内容
1 | 網野善彦氏の近業についての批判的検討 |
2 | 歴史学からみた天皇制 |
3 | 世界史的範疇としての「天皇制」-網野善彦氏の「中世天皇論」についての批判的検討 |
4 | 網野善彦氏の近業についての批判的検討(再論)-網野氏の反論に反論する |
5 | 天皇と"天皇制" |
6 | 天皇の長期的・持続的存在についての分析視点をめぐって-網野氏の批判にこたえる |
7 | 沖縄戦と米軍沖縄直接支配に対する天皇の個人的責任-復帰一五年と海邦国体前夜の沖縄との関わりから |
8 | はてしなき過程としての復帰-急速な本土化達成は幻想 |
9 | 琉球・沖縄と天皇・"天皇制" |
10 | 復帰一五年、いまだに日本になりきれない沖縄-新崎盛暉『日本になった沖縄』によせて |
11 | 式目四二条解釈と「移動の自由」 |
12 | 「無縁所」・「公界」=「公廨」・「随意」 |
13 | 織田権力の歴史的性格 |
14 | 歴史研究に占める社会構成史研究の地位 |
15 | Xデー・「昭和」天皇・天皇戦争責任 |