商品説明
本書は、構造を重視する「生成文法」の視点と、意味や機能を重視する「機能的構文論」の視点から、英語のさまざまな構文、例えば動詞句削除、疑似分裂文、穴開け、否定対極表現、使役文、場所句倒置文などを考察する。これらの考察から英語の文の構造を明らかにし、これらの構文が適格となるための統語的、意味的、機能的条件を提示する。そして、生成文法と機能的構文論の両視点が、構文研究を行う上で必須であることを示す。
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収録内容
| 1 | 第1章 生成文法の威力 |
| 2 | 第2章 生成文法の落とし穴 |
| 3 | 第3章 動詞句削除規則-構文法的制約と機能的制約 |
| 4 | 第4章 疑似数量副詞の修飾ターゲットと文の構造 |
| 5 | 第5章 疑似分裂構文 |
| 6 | 第6章 「穴開け」規則 |
| 7 | 第7章 否定対極表現の認可条件 |
| 8 | 第8章 使役文の表す意味-Have使役文を中心に |
| 9 | 第9章 「場所句倒置」構文の適格性条件 |
