本/雑誌
プトゥ・スティアのバリ案内 / 原タイトル:Menggugat Bali
プトゥ・スティア/著 鏡味治也/訳 中村潔/訳
3278円
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発売日 | 2007/06/28 発売 |
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商品説明
バリは魂を売ってしまったのか。プトゥ・スティアは故郷バリを巡る。目にし、耳にする新たな現実を前にして、子どものころからの記憶が鮮やかによみがえる。現在に過去を重ねて、そのずれにバリの変化の有り様を見る。バリは何を失い、何を得たのか。綿密な検証を通して、開発と観光化の渦中にあっても、爆弾テロを経てからも活力を失わず人を惹きつけてやまない、バリの姿が浮かび上がる。
関連記事
収録内容
1 | バリへの序章 |
2 | イ・クトゥット・バンバン・グデ・ラウィとカレンダー-バリの暦と日の吉凶 |
3 | イ・グスティ・アグン・グデ・プトラのいう履き違え-バリ建築と儀礼用具の変遷 |
4 | イ・ワヤン・ネサ・ウィスアンダの重荷-火葬儀礼 |
5 | グルン・テコの病-バリの伝統的な賭博 |
6 | イ・デワ・プトゥ・カルサ、魔女の影絵師-魔女と妖怪 |
7 | イダ・バグス・ングラーが、おどけるとき-消えゆく民衆演劇アルジョ |
8 | デワ・アユ・プトゥ・ライ、またの名をニ・ルー・スケルティ-民衆演劇トペン、ジャンゲル、ドラマ・ゴンの歩み |
9 | 第二月のマデ・タロ-バリの現代文学と伝統文学 |
10 | アナック・アグン・マデ・チャクラの「蜜と毒」-バリ・ポップス |
11 | イ・ニョマン・トゴッグの得た褒章-観光事業化される彫刻工芸 |
12 | パンデ・ワヤン・ステジョ・ネカの試み-バリ絵画と美術館建設 |
13 | 「森のクタ」のイ・グスティ・アドニャ・スブラタ-クタ村の観光問題 |
14 | ラトゥ・サクティ・パンチュリン・ジャガットの子孫たち-トゥルニャン村の観光問題 |
15 | キ・パティ・トゥンジュン・ビルーの村の心配-トゥンナガン村の観光化 |
16 | グドン・バグス・オカ夫人、「グッド・ナイト」-チャンディ・ダサのアシュラムと観光 |
17 | アッサラーム・アライクム、ヌンガー・イブラヒム-バリ人の名前とイスラーム教徒、キリスト教徒 |
18 | リニ・ワーユニ、終章として-現代のヒンドゥー教 |
19 | それから二〇年、バリは変わったが、人を惹きつけるものは今もある-爆弾テロ事件以後のバリ |