本/雑誌
グローバル化か帝国か / 原タイトル:Globalization or empire?
ヤン・ネーデルフェーン・ピーテルス 原田太津男 尹春志
3850円
ポイント | 1% (38p) |
---|---|
発売日 | 2007/07/28 発売 |
出荷目安 | メーカー在庫見込あり:1-3週間
※出荷目安について |
- 追跡可能メール便 送料無料
著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
グローバル化と帝国は、アメリカを媒介にしたパラレルな現象である。アメリカの南部経済と冷戦状況から新自由主義的グローバル化が、そしてアメリカの経済的・軍事的単独行動主義から新自由主義的帝国が解き明かされる。アメリカ型のグローバル化は、合わせ鏡のように国内外に反響し合いながら、いたるところで紛争や不平等を再生産している。さまざまな文化的な言説はこうした不平等なグローバル化を説明できないままでいる。アメリカ例外主義の傲慢に対するひとつの対抗策は、アジアとヨーロッパの連携にある。本書は、このような問題関心が必然的に要請する包括的・複合的な視角から、アメリカによるグローバル化と帝国の増幅過程を描きだす。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 新自由主義的グローバル化 |
2 | 第2章 権力のシナリオ |
3 | 第3章 隠喩としての帝国 |
4 | 第4章 新自由主義的帝国 |
5 | 第5章 グローバルな不平等-政治への回帰 |
6 | 第6章 紛争-労働、戦争、そして政治の技術 |
7 | 第7章 北と南のグローバル化 |
8 | 第8章 超・超大国例外主義 |
9 | 第9章 資本主義の多様性-エンロン以後のアジアとヨーロッパの対話 |