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商品説明
その輝きで人々を魅了し続けてきた「金・銀・銅」は、贅沢な装飾品として、通貨として、歴史を動かす「富」そのものであった。そしてそのいずれについても、かつて日本は豊かな産出量を誇り、採鉱、精・製錬、金属加工の技術は、驚くべき高みに達していた。豊富な資料に基づいて、古代に始まる「モノづくり」の手わざの跡をたどる。
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収録内容
1 | 第1章 日本は、「黄金の国」か、「銀の国」か、「銅の国」か-「金・銀・銅」をめぐる技術の系譜 |
2 | 第2章 祭、葬送、そして戦いの象徴-草創期の「金・銀・銅」 |
3 | 第3章 仏教伝来から、律令のもとで-定着期の「金・銀・銅」 |
4 | 第4章 国内への浸透、可能性の追求-模索期の「金・銀・銅」 |
5 | 第5章 「金・銀・銅」をめぐるダイナミズム-発展期の「金・銀・銅」 |
6 | 第6章 世界の最高水準の達成、そして-熟成期、爛熟期の「金・銀・銅」 |
7 | 第7章 近代化による新たな取り組み-再生期の「金・銀・銅」 |
8 | おわりに-「金・銀・銅」を未来へ活かすために |