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商品説明
オトナたちが若者たちのメールの内容に対して、意味のないやり取りをしていると批判しているが、それはポイントがずれている。なぜなら、ケータイのメール交換はまずコミュニケーションありき、だからである。若者たちは、やり取りをする内容があってメールを送りあっているのではなくて、やり取りする必要があるから内容を作り出すのである。静かな教室、そして職場では、いま一体何が起きているのか。オトナと若者のコミュニケーション・ギャップを読み解く。
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収録内容
1 | 第1章 メール私語の実態(教室の中の見えないコミュニケーション |
2 | 実際どんなやり取りが… ほか) |
3 | 第2章 学校におけるコミュニケーション(学校の「情報化狂騒曲」 |
4 | 教室の時空間) |
5 | 第3章 オトナから見たメール・コミュニケーション(オトナのコミュニケーション観 |
6 | やっぱり、けしからん?) |
7 | 第4章 世界のメール・コミュニケーション(北欧から見る情報化社会 |
8 | フィンランドの若者事情 ほか) |
9 | 第5章 で、未来はどうなるの?(「あいまい・共感社会」の到来 |
10 | 関係性の価値 ほか) |