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商品説明
「うしろに誰かいる」という感覚を、頻繁に訴える人たちがいる。また、かれらは同時に、体外離脱や「霊」体験があるといった共通点をもつ。このような症状が高じると、リストカットや大量服薬をして、精神科を訪れることになる。さらに高じると、解離性同一性障害(多重人格)とよばれ、ときに暴力的にもなる。本書では、現代日本の解離の姿を、具体的な症例をあげて描き、寛解に至る道筋を照らし出す。
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収録内容
1 | 第1章 解離性障害とはどういうものか |
2 | 第2章 解離以前の体験 |
3 | 第3章 彼女たち(彼ら)はどのように感じているか-解離の主観的体験 |
4 | 第4章 解離の構造 |
5 | 第5章 外傷体験は解離にどのような影響を与えるか |
6 | 第6章 解離の周辺 |
7 | 第7章 解離とこころ-宮沢賢治の体験世界 |
8 | 第8章 解離への治療的接近 |