壮年期谷崎潤一郎論
尾高修也
尾高修也
著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
「卍」から「鍵」「瘋癲老人日記」まで。関西との関係を意識的に深めた豊穣な壮年期、"老いのモダニズム"により老年の性を見据えた独創の晩年。終生不断に変成しつつ壮大な成果を究めた巨匠の全貌を描く畢生の労作。
関連記事
収録内容
1 | 序章 官能的な関係 |
2 | 第1章 「卍(まんじ)」の試み |
3 | 第2章 「永遠女性」と「母」 |
4 | 第3章 「関西幻想」の深まり |
5 | 第4章 歴史ロマンスの夢 |
6 | 第5章 「春琴抄」前後 |
7 | 第6章 「倚松庵」の時代 |
8 | 第7章 「細雪」とともに |
9 | 第8章 「京都小説」の戦後 |
10 | 第9章 老いのモダニズム |