勝手に絶望する若者たち (幻冬舎新書)
荒井千暁
荒井千暁
著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
今の若者は焦っている。そして、「絶望に打ちひしがれた」と言って職場を去っていく。"就職氷河期組"と呼ばれる、現在25~35歳の彼らは、安定を強く望み、見かけの人生設計に精を出す。だが、それを実現する実力も経験もない。そんな現実を直視できず、自分自身にイラつき、自滅していく。彼らが上司に伝えた建前の退職理由、そして著者にだけ語った本音とは何か。多くの職場で起きている、深刻な現象を徹底分析した一冊。
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収録内容
1 | 第1章 若い人たちの離職理由と「世代」(若い人たちに何が起きている? |
2 | 離職理由とジェネレーション・ギャップ |
3 | 「世代」をめぐって) |
4 | 第2章 バブルに翻弄された世代(ロストジェネレーションといわれて |
5 | 勝ち負けは、三〇歳前後で決まる? |
6 | シンプルで堅実さを求める世代) |
7 | 第3章 働くことと人材育成教育(現代の職場で「育成教育」は可能か? |
8 | 三〇代の職場で起きていたこと) |
9 | 第4章 未来を夢想するより、現在の直視を(現代の職場で、何が起きている? |
10 | 行く先を見失った若い人たち |
11 | 中堅となってから職業を去ってゆく若い人たち |
12 | 結詞) |
13 | 付章 産業医からのメッセージ(完成度の高い、モノに囲まれた社会で |
14 | ときの運と、事実の痕跡 |
15 | 三四歳の○○さんへ |
16 | 三一歳の○○さんへ |
17 | 三二歳の○○さんへ |
18 | 三〇歳の○○さんへ |
19 | 三三歳の○○さんへ) |