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商品説明
哲学における議論は生活の現実に即応しているか、またそこで得られた知識はいかにして生活を変容しうるか-こうした具体的生から立ち上がってくる問題を常に意識しつつ、自由と選択、反省と陶冶、感情と義務等、自己と倫理という中心課題をめぐって独自の考察を進めたナベールについての初の包括的研究。サルトルやレヴィナス登場以前の20世紀フランス倫理学というわが国では未開拓の研究領域に挑んだ、貴重なモノグラフ。
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収録内容
1 | ジャン・ナベールの生涯と思想 |
2 | 第1部 自由の内的経験(自由意志の感情 |
3 | 自由の内的経験のプロセス) |
4 | 第2部 反省による自己の創造(反省とはいかなる営みか |
5 | 自由への信の形成-反省の効果(1) |
6 | 行為の理由の変化-反省の効果(2) |
7 | 道徳的人格の陶治-反省の効果(3)) |
8 | 第3部 感情と倫理(制度としての義務 |
9 | 道徳性と関わる感情 |
10 | 他者との交流) |
11 | 結論 |