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商品説明
古えより秋に逢えば寂寥を悲しむ…月、菊、雁、紅葉など、詩の題材に事欠かない秋は中国古典詩では古来、悲しみの季節、であった。"断腸"や"愁い"を詠み込んだ数々の名詩、漱石が『草枕』に引いた陶淵明「飲酒」や王維「竹里館」、また杜甫の詠んだ「登高」は日本にはない秋の行事。ほかに「静夜思」「楓橋夜泊」など定番の名詩を満載。旅に、夜長に、最適のシリーズ第三巻。
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収録内容
1 | 断腸の季節(白居易) |
2 | 秋日 春朝に勝る(劉禹錫) |
3 | 読書の秋(楊万里) |
4 | 読書の本意(陸游) |
5 | 悲秋(楊万里) |
6 | 秋思(張籍) |
7 | 空山(王維) |
8 | 行商人の妻(李白) |
9 | 歯がぬけた(韓愈)〔ほか〕 |