本/雑誌
レイシズムの変貌 グローバル化がまねいた社会の人種化、文化の断片化 / 原タイトル:Le racisme,une introduction
ミシェル・ヴィヴィオルカ 森千香子
1980円
ポイント | 1% (19p) |
---|---|
発売日 | 2007/11/28 発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
- 追跡可能メール便 送料無料
著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
レイシズムは変貌する。科学を標傍する古典的なレイシズムは姿を消したかに見える。だがレイシズムは今日、「差異」や文化の固有性を強調する言説に巧妙に潜む。著者は近年ヨーロッパで高まるレイシズム現象を例示しつつ、レイシズムとは何かを定式化する。そしてこれらの現象が、グローバル化による西欧社会の転換-労働運動の衰退、教育・福祉などの諸制度の危機、文化の断片化、メディアの役割の増大-と結びついていることを明らかにする。さらに反レイシズム運動の困難を示しつつ、レイシズムを克服する思考を切り開く。
関連記事
収録内容
1 | 1 レイシズムの分析理論(科学的レイシズムから新しいレイシズムへ |
2 | レイシズムの空間 |
3 | レイシズムは様々な形で表れる |
4 | 人種差別暴力) |
5 | 2 レイシズムの現在(ヨーロッパ社会におけるレイシズムの現状 |
6 | メディアの影響 |
7 | 反レイシズムの困難) |