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商品説明
農薬や肥料の使用に由来する汚染が、自然環境や生態系に広範で深刻な影響を及ぼしていることが、様々な科学的データから明らかにされつつある。これは温暖化に匹敵する地球レベルでの環境問題と言える。一方、日本の農業は、過疎化や後継者不足が進む。しかし今、各地で、生き物と共存する農業と、それを軸に生き生きとしたまちづくりを実現している地域や、それを支える企業などが現れ始めた。本書で紹介する先進的取り組み事例は、明るい未来と希望への処方箋となるに違いない。
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収録内容
1 | 序章 コウノトリの贈り物-二〇五七年の「自然共生社会記念日」に |
2 | 特別寄稿 コウノトリとともに生きる-豊岡の挑戦 |
3 | 第1章 コウノトリが地域の力を取り戻す |
4 | 第2章 水田の農業湿地としての特性を活かす、ふゆみずたんぼ |
5 | 第3章 「ものがたり」を伝えたい!-産直・交流事業で農業の価値観を共有する |
6 | 第4章 北海道版「ふゆみずたんぼ」をつくりたい-いのちの見える食と文化の回復へ、食堂業の試み |
7 | 第5章 北海道における「いのち育む有機稲作」の可能性 |
8 | 座談会 コウノトリと豊岡の農業を語る |