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商品説明
思想的鉱脈としてのグラムシは、まだ掘り尽くされていない-。没後70年を迎えてもなお、『獄中ノート』には十分解明されていない草稿が少なからず存在している。ヘゲモニー、陣地戦、サバルタンの概念を主たる検討課題とし、「グラムシによってグラムシを超える」行路を探究する。
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収録内容
1 | 第1部 『獄中ノート』研究の展開(ヘゲモニー論の形成と展開 |
2 | 「アメリカニズム」と「受動的革命」論 |
3 | 「陣地戦」論の展開 |
4 | 「南部の記憶」から「サバルタンの痕跡」へ |
5 | サバルタンと「ホモ・ファーベル」問題の射程) |
6 | 第2部 グラムシと現代(『獄中ノート』研究の諸問題 |
7 | グラムシとイタリア政治文化 |
8 | ナショナリズム・愛国心・陣地戦) |