著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
回想、思索、レトリック-ユダヤ系アメリカ作家ソール・ベローの小説作品の全貌をその物語意識を手がかりとして解き明かす。
関連記事
収録内容
1 | 序 ユダヤ系アメリカ文学とソール・ベロー |
2 | 第1部 回想と瞑想(仮想された自己対話-『宙ぶらりんの男』 |
3 | 「あること」と「なること」-『雨の王ヘンダソン』 |
4 | 瞑想の物語学-『フンボルトの贈り物』) |
5 | 第2部 思索する自己探求者(逸脱する思索-『オーギー・マーチの冒険』 |
6 | 饒舌と沈黙-『ハーツォグ』 |
7 | 「内なき外」の迷宮-『学生部長の十二月』 |
8 | 脱線への強迫観念-『心の痛みで死ぬ人たち』) |
9 | 第3部 ユダヤ系小説としての修辞法(ユダヤ人同胞を待ちながら-『犠牲者』 |
10 | さまよえるダヴィデの星-『この日をつかめ』 |
11 | 脱ホロコースト文学の地平-『サムラー氏の惑星』 |
12 | 帰るべき場所-『ベラローザ・コネクション』 |
13 | アメリカのユダヤ人、その生と死-『ラヴェルスタイン』) |
14 | 結び ソール・ベローの物語意識 |