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商品説明
前著から二〇年、「エビの現場」を追って、台湾、タイ、インドネシアなどの養殖池や加工工場を歩きつづけた著者が、豊富なデータを織り込みつつ、グローバル化時代のアジアと日本の風景を鮮やかに描き出す。世界中を「食卓基地」として、輸入に深く依存した飽食文化を謳歌する消費者・日本人に対する鋭い問いに満ちた最新レポート。
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収録内容
1 | 第1章 エビとマングローブの海辺-アチェの津波と東ジャワの熱泥(「怪獣のような殺人流体」 |
2 | 津波とエビ養殖池 ほか) |
3 | 第2章 変わるエビ養殖種-ブラックタイガーからバナメイへ(ニカラグアのバナメイ |
4 | バナメイというエビ ほか) |
5 | 第3章 養殖池を歩く-「海辺の廃墟」への旅(「草蝦の父」はいま |
6 | 藤永元作と秋穂とクルマエビ ほか) |
7 | 第4章 グローバル・エビ食の時代-世界のエビ事情(台湾コネクション |
8 | エビ輸入国としての中国の台頭 ほか) |
9 | 第5章 食のグローバル化とフェアトレード-飽食しつつ憂える時代に(食料自給率は三九% |
10 | バナナの問題 ほか) |