著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
どこから来たのか。突如はじまり村々をめぐって伊勢から江戸へと駆け抜けた祭りの熱狂。60年に1度だけ許された祭り。その秘密に迫る。徳川家の権力奪取の裏にあった伊勢踊りと、その踊りを怖れる幕府、尾張藩の複雑な関係を調べ上げ、8年の歳月を費やした渾身の論考。
関連記事
収録内容
1 | 御鍬祭とは |
2 | 元禄十六年、警戒される |
3 | 朝日文左衛門と天野信景の関心 |
4 | それ以前にも関東で動く |
5 | 津島と伊勢 |
6 | 貴賤群集、山川草木なびく |
7 | シカウチと御鍬祭り |
8 | 中山太郎の解釈 |
9 | 伊雑宮の御鍬祭 |
10 | 伊雑宮とは何か |
11 | 西濃の伊雑宮 |
12 | 伊雑宮から外宮へ |
13 | お鍬様の三百年と百年 |
14 | 文政十年が巡って来た |
15 | 猿候庵の絵を読む |
16 | 住吉踊も評判 |
17 | 御鍬踊流行 |
18 | 臨時祭か |
19 | 騒動が発生 |
20 | 慶応三年 |
21 | 明治の変革 |
22 | 御鍬踊は伊勢踊 |