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商品説明
いまや地球規模で大陸間に伸び拡がるネットワーク型インフラ、パイプライン-この巨大な動脈で、石油や天然ガスがどのように輸送されているのか、エネルギー資源の生産と貿易、購入と利用はどのような現状にあるのか、国境を越えるインフラが、とくにロシアのエネルギー外交戦略および国際政治にどういう影響を与えているのか。パイプラインの多角的分析を通じて、グローバル化の問題構造を根底から照射する労作。
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収録内容
1 | 序章 パイプラインをどう分析するのか(ネットワーク型インフラの理論 |
2 | パイプライン問題を分析する論点) |
3 | 第1章 大規模石油ガス会社の現状(世界の石油・ガス埋蔵量 |
4 | 世界の石油・ガス生産量 ほか) |
5 | 第2章 石油パイプライン(トランスネフチとは |
6 | ロシアの石油輸出ルート ほか) |
7 | 第3章 ガスパイプライン(ガスプロムの概要 |
8 | ガスプロムのパイプライン戦略 ほか) |
9 | 終章 エネルギー外交の現在(パイプラインの「両義性」:政治経済分析の必要性 |
10 | 「擬似会社国家」の成立:経済原理の優位 ほか) |