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商品説明
老子は、その生涯を、おとなしく、柔和に、あたたかく、寛大な態度で静かに送った。そして世俗の価値を飛び越えて、もっとのびのびと、自由に明るく生きようではないか、と主張する。そして、その考えは、荘子によって受けつがれる。荘子は、難解な老子の思想を、架空の話で面白く語る。動物を人間にたとえたり、植物のあり方に人間学を語ったり、その話は、自由で破格で、しかも面白い。-人生を自由に楽しく生きる知恵。
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収録内容
1 | 第1章 50語でわかる「老子」(「道の道とすべきは常の道にあらず」-幸福な道は常識の中にはない |
2 | 「天は長く地は久し」-天を仰ぎ地を歩く |
3 | 「上善は水のごとし」-理想的な生き方を水に見つけた |
4 | 「与うるは善く仁、言は善く信」-人を思いやって約束は守る |
5 | 「無の用」-なんにもしないで働いている ほか) |
6 | 第2章 50語でわかる「荘子」(「もの、あれに非ざるはなく、もの、これに非ざるはなし」-見方によってすべてが変わる |
7 | 「天地は一指なり、万物は一馬なり」-天地のもの一切は一体である |
8 | 「道は通じて、一たり」-すべての道はいつか一本となる |
9 | 「水の積むこと厚からざれば、則ち、大舟を負うに力なし」-自分を十分深め広める |
10 | 「五百歳をもって春となし、五百歳をもって秋となす」-大きな気持ちになると苦悩は解消する ほか) |