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商品説明
現代の美学のために現代美術についてではなく、現代美術で考えるひとつの実践としての極小の思考。
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収録内容
1 | 世界に沈黙する危険と、世界に言及する危険-アートと社会の関係について |
2 | フィクションとしての歴史-事実を覆い隠すもの、あるいは世界から切断されたもの |
3 | 二つのボールを追いかけて…-ウリ・ツァイの、見つめえぬものと名づけえぬもの |
4 | キッチンという工場-モナ・ハトゥムとジャニーヌ・アントーニ |
5 | 二人のジョアン-愛と妖精と、そして世界 |
6 | 水滴の彼方-イリヤ・カバコフの美術館と共同キッチン |
7 | そしてそこに、傷口が密かに口をあけた-ピピロッティ・リストという凶器 |
8 | 存在としての光-ジェームズ・タレルという視覚理論 |
9 | フォトジェニックの憂鬱-ウォルフガング・ティルマンスという純粋 |
10 | 古着屋の奥からの視線-クリスティン・ヒルとボイス、そしてエーコ |
11 | 小さな物語の復権-アッティラ、アタマン、ケントリッジ |
12 | 道は身体のただなかに終わる?-知識という抑圧から逃れて |
13 | 階段の下の作業部屋-フィッシェリ&ヴァイスの奇妙な歪み |
14 | 丘を下り、雑踏のなかへ-多視点の歴史、実践としての言説 |